その目、タテなり


中国美術史の勉強を少し始めました。


紀元前1600年〜前1100年ごろ、今の四川省あたりに古代蜀王国があったそうです。

その遺跡から出土した文物は、同時代(?)の殷墟とも全く違った

独自の造形感覚を持ちます。



三星堆遺跡から出土した「青銅神樹」の高さは4m近く。

これが日本の縄文時代ごろのものとは。


その蜀王国の始祖神の名は、


蚕叢 さんそう
蚕丛 cán cóng


「華陽国志」いわく、「蜀候の蚕叢、その目縦なり。王と初めて称す。」

《华阳国志》云:“有蜀侯蚕丛,其目纵,始称王。


その目、縦なり


へぇ、なんだろう。猫娘みたいな感じかなぁと

ページを捲ると。





ええっ!そっち?!?!


思わず声が出ました。


中国の歴史。とても面白いです。

中国語感

中国語の、翻訳通訳をしています。 中国語の単語や文章から 日本語とは明らかに違う、中国語感覚 <中国語感>を探っていこうと思います。

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