“ 芒 ” 再び


日本語で「のぎ」と読むこの漢字。中国語でよく見るのはこちらではないでしょうか?


芒果 máng guǒ : マンゴー


マンゴーの場合の「芒」は「とげとげしたもの」という意味ではなく「マン」という音から持ってきた当て字のようです。果実の「果」は「グオ」なので「マングオ」。東南アジアの言語から音コピーしたものだろうと書かれていました。


台湾のマンゴーは5月~7月が最盛期。

今がちょうど旬の時期です。


マンゴーかき氷は、最後にカテゴライズする一文字「氷」をつけます。


芒果冰 máng guǒ bīng : マンゴー氷


熱帯フルーツ。良い意味でも悪い意味でも、最も有名なのはドリアンではないでしょうか?ドリアンは中国語で何というか?


榴莲 liú lián(りゅうりぇん): ドリアン


音的に似てるのか似てないのか…。真偽は定かではないのですが、この名前がついたいわれがあるそうです。明の時代に東南アジアを訪れた者が、そのあまりの美味さに


留恋liú liàn(りゅうりぇん):  忘れがたい 去りがたい


と名付けた。後に音だけが残り、今の漢字に変わった。


食べてみたくはなりますよね。





中国語感

中国語の、翻訳通訳をしています。 中国語の単語や文章から 日本語とは明らかに違う、中国語感覚 <中国語感>を探っていこうと思います。

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