黄色が綺麗なこちらの料理。
三不沾 sān bù zhān
くっつかない三つ
というそうです。
全卵にお砂糖と、溶かした澱粉を加え、火にかけ、ひたすら混ぜる。
混ぜる、というか、おたまと鍋で、まるで餅つきのように卵をついて行きます。固まらないように伸ばす為、ひたすら加えていくのは油です。
最初はスクランブルエッグのようだった卵が、根気よい作業によって、どんどん滑らかに、硬めのカスタードクリームというか、お餅のような様子に変化していきます。
火にかけるのは、鍋とおたまに卵がくっつかなくなるまで。
食す時に、皿にも、箸にも、歯にも引っ付かないので「三不沾」。
美味しそうなのですが、調理時の油の量に、ちょっと引いてしまいました。
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